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ストレッチやセルフマッサージをしても、思うような効果が感じられない。そもそも、自分のケアが合っているのか不安、このままケアを続けて本当に良いのか疑問に思う。
あなたは、こんな悩み抱えていませんか?
もしかしたら、骨盤の歪みが原因で思うような効果を感じられていないかもしれません。
当ページでは、骨盤の歪みに合わせたケア法をご紹介しています。
〜 本記事のテーマ 〜
当ページでは、『骨盤の歪み別ケア法』をご紹介しています。(骨盤に歪みがない方は対象外です)
歪み別ケア法を取り入れて、ストレッチ体操&セルフマッサージを実践すると、今以上にケアの効果を感じられるでしょう。
基本の4つの歪みパターンから、分かりやすく図にて解説していきます。
〜 当ページの執筆者 〜
業界歴15年、直筆の喜びの声を200通以上いただいている歪み改善のスペシャリスト【現役のパーソナルトレーナー兼整体師】
ハッシー
ゆがみを放置せず、まずは骨盤矯正をしよう!【ストレッチ体操する前に骨盤の歪みをチェックするべき】
多くの方が、骨盤の歪みを整えずにストレッチや体操、セルフマッサージを行っています。
実は、この骨盤の歪みを放置した状態でストレッチケアや筋トレを行っても良い結果が得られません。
下のイラストを見てください。
(カパンティの生理学から一部抜粋)
↑ このイラストは、カパンティの生理学から抜粋した骨盤の体重伝達の図ですが、体重と床反発力がちょうど骨盤の中心で交わっていることが分かりますか?
骨盤は、全身のバランスを保っているのです。
当然、この骨盤に歪みが生じると、体重伝達のバランスが崩れ、身体全体が不安定な状態になってしまうのです。
肩や首など、部分的なストレッチ体操やセルフマッサージをしても一時的な効果しか感じないのは、この骨盤が歪んでいる可能性があるのです。
骨盤の歪みを放置せず、骨盤矯正という意味でのストレッチ体操&セルフマッサージを実践していきましょう!
あなたの骨盤の歪みはどのくらい!?3つの動きで評価しよう!
骨盤の歪み度を測る方法は無数にあります。
このページでは、分かりやすく3つの動きで評価していきましょう。
骨盤の歪み別ケア法を行った後に、もう一度チェックをしてみますので、同じ場所と同じ条件で行ってくださいね。(正確に行わないと変化が分かりにくい場合があります)
① 肩幅に足を広げましょう。
② 身体を前に倒しましょう!(前屈)どこまで倒れるかをチェックします。
③ 身体を後ろに倒しましょう!(後屈)どこまで倒れるかをチェックします。
④ 身体を右に倒しましょう!(右側屈)どこまで倒れるかをチェックします。
⑤ 身体を左に倒しましょう!(左側屈)どこまで倒れるかをチェックします。
⑥ 両手を前に伸ばして手を合わせ、右に身体を捻っていきましょう!(右捻り)どこまで捻れるかをチェックします。
⑦ 両手を前に伸ばして手を合わせ、左に身体を捻っていきましょう!(左捻り)どこまで捻れるかをチェックします。
骨盤のケア後に再度チェックしますので、ここまで倒れた・動いた・捻れたという目安を記録しておきましょう。
☆ 同じ場所で、同じ条件で行うことがポイントです!
骨盤の歪みのチェック法
当サイトで紹介する骨盤の歪みチェック法には、大きく2つあります。
正面から見るチェックと横向きから見るチェックです。
※当ページの独自の歪みチェック法になります。
ひとつずつ解説していきますね。
正面から見る歪みのチェック法
正面から見る歪みのチェックでは、4パターンを確認しましょう。
(正面からのパターンの写真)
どちらの歪みパターン(逆パターン)なのかをチェックしてください。
より分かりやすくチェックするために、下記の方法を試してみましょう!
まず、肩の高さですが、両手をバンザイをして、身体の中心で手を合わせます。
その時に、手の長さの違いを左右で確認しましょう。↑手の長い方・短い方(左右で長い方・短い方)をチェックします。もし、パートナーがいるのであれば、一緒に確認してみましょう。
次に、足の長短のチェックですが、利き足が短い、軸足が長い傾向にあると考えます。
ボールを蹴る方の足が利き足です。もし分からなければ、その場から一歩を踏み出すときの足を確認してみます。一歩目に踏み出した足が利き足(短い足)になります。反対側は、軸足なので長い足と判断しましょう。
これらの組み合わせから、Aタイプ(台形型)・Bタイプ(平行四辺形型)をチェックします。
ご自身がどの歪みタイプが分かったら、以下のタイプをチェックしておきましょう。
A-1タイプ(台形型)
A-2 タイプ(台形型)
図のように、身体が台形のように歪んでいるタイプです。
一般的な歪みとして知られているオーソドックスなパターンです。A-1 or A-2 の2種類を確認しましょう。
B-1 タイプ(平行四辺形型)
B-2 タイプ(平行四辺形型)
↑図のように、身体が平行四辺形のように歪んでいるタイプです。
稀な歪みではありますが、最近ではよく見かけるタイプです。B-1 or B-2 の2種類を確認しましょう。
上記の歪みのタイプをメモを取るなどして残し、次のチェック法を行っていきましょう。
横向きから見る歪みのチェック法
横向きから見る歪みのチェックです。前傾・後傾という2パターンあります。
少し分かりづらいところがあるかもしれませんが、わかる範囲で行っていきましょう。(パートナーと一緒に行うと分かりやすい場合があります)
まず、柱(壁など)にかかとをしっかり付けて真っ直ぐに立ちましょう。この時に、腰に手を入れて、スッポリ手が入ってしまう場合は、『反り腰タイプの歪み(前傾)』です。
もう一つのパターンとして、膝の隙間が大きく開いてしまう。または、体勢がとても窮屈な感じがする場合は、『腰猫背タイプの歪み(後傾)』です。
続けて、以下もチェックしてみてください。
仰向けになり、腰の隙間に手を入れてみましょう。スカスカ隙間が空いている場合は、反り腰タイプの可能性があります。
《前傾(反り腰タイプ)》
逆に、腰に隙間があまりなく、仰向けの状態で腰自体がちょっと突っ張っている感じがする場合は、腰猫背タイプの可能性があります。
《後傾(腰猫背タイプ)》
上の両方のチェックから、『前傾(反り腰タイプ)』か『後傾(腰猫背タイプ)』かを判断していきましょう。
最後に、正面と横向きの歪みパターンを合わせましょう。
例えば、
正面の歪みパターン = A-1
横向きの歪みパターン = 前傾
だとしたら、
A-1-前傾
という歪みパターンとなります。
少しややこしいかもしれませんが、ご自身の歪みパターンをチェックして、次の実践編を行ってみてください!
(ご自身の歪みパターンがよく分からなければ、2人でペアを組むと分かりやすい場合があります。それでも分からなければ、メッサージを送ってください!解答できる範囲でお答えします)
骨盤矯正のストレッチ体操&セルフマッサージ
《 骨盤矯正のストレッチ体操&セルフマッサージ法を実践しよう! 》
ようやくこれから実践編に入ってきます。
それぞれの歪みパターンによる矯正のケア法がありますので、専用のページへ行き実践してみてください。
→ A-1-前傾
→ A-1-後傾
→ A-2-前傾
→ A-2-後傾
→ B-1-前傾
→ B-1-後傾
→ B-2-前傾
→ B-2-後傾
新規タグで移行します。すべて実践できたらこのページに戻ってきてください。
次へ進みましょう!↓↓↓
骨盤の歪みの再チェックしよう!
最初に確認した3つの動きを再チェックしましょう。
少しでも変化がありましたら、おめでとうございます!
骨盤矯正という意味でのストレッチ体操&セルフマッサージは大成功です!
より大きな変化を感じられた方は、骨盤の歪みがとても大きい方です。引き続き実践して骨盤矯正を行っていきましょう!
あまり変化が感じられなかった方は、歪みのチェック段階で合っていない可能性もあります。再度、歪みを見直してみてくださいね。(それでも分からない場合は、専門家にみてもらいましょう)
① 肩幅に足を広げましょう。(最初と同じ条件で行ってくださいね)
② 身体を前に倒しましょう!(前屈)どこまで倒れるかをチェックします。
③ 身体を後ろに倒しましょう!(後屈)どこまで倒れるかをチェックします。
④ 身体を右に倒しましょう!(右倒し)どこまで倒れるかをチェックします。
⑤ 身体を左に倒しましょう!(左倒し)どこまで倒れるかをチェックします。
⑥ 両手を前に伸ばして手を合わせ、右に身体を捻っていきましょう!(右捻り)どこまで捻れるかをチェックします。
⑦ 両手を前に伸ばして手を合わせ、左に身体を捻っていきましょう!(左捻り)どこまで捻れるかをチェックします。
この変化は、可動域が増えたのではなく、通常の身体の動きが戻ったといえるでしょう。
この3つの動き以外にも、首の動きや肩周りの動きも変化している場合があります。骨盤矯正の前後で、チェックしてみると面白いですね。(変化があった場合は、シェアしていただけると嬉しいです^^)
骨盤の影響は、全身に波及しています。
骨盤の歪みを整える筋トレを知りたい!
骨盤を整える筋トレ法はあるのでしょうか?
私的な見解でお伝えしますが、『筋トレ』のみでは不十分だと考えています。
理由は、歪んで固まっている筋肉に対して筋トレを行うことは、さらなる歪みを引き起こしたり、場合によっては怪我のリスクも考えられるからです。
まずは、筋肉に優しいストレッチやセルフマッサージなどのアプローチで、動きの改善とバランスを整えることをしていきましょう!
特に、上記で紹介した歪み別ケア法は非常に効果的だと思います。
もし筋トレで骨盤の歪みを整えていきたい!と思っていたら、歪み別ケア法にプラスして、今からご紹介をする3つの体操を行ってみてください。
きっと、骨盤矯正として大きな助けとなるでしょう。
①上体左右倒し
↑肩幅に足を広げて、腰に手を当てていきましょう。
軽く腰の筋肉を圧迫する感じです。
↑そのままゆっくり左に上体を倒していきます。
↑反対側にもゆっくり倒していきましょう。
6〜8回くらい繰り返して終了です。
②モゾモゾ体操
③お尻歩き
その他の骨盤のゆがみを調べるおすすめの方法
骨盤の歪みを調べる方法は、たくさんあります。
上記以外のおすすめの方法をご紹介します。
①目をつぶってその場で足踏みをする:目を閉じて、その場で30回ほど足踏みをします。元の位置からズレてしまうと、骨盤が歪んでいる可能性があります。
②片足立ち:目を閉じて、片足を持ち上げ10秒間静止をします。その時に、グラついてしまったり、両足が着いてしまうと骨盤が歪んでいる可能性があります。
③仰向け時の爪先の向きを確認する:力を抜いて、仰向けになります。その時に、両爪先の向きを確認してください。片方の足先が大きく外を向いていたら骨盤が歪んでいる可能性があります。
上記の方法は、骨盤の歪みをチェックするとても分かりやすい方法です。
是非、行ってみてくださいね。
また、さらに上級編の歪み別ケア法の記事(教材!?)を作成中です。
合わせて行っていくことで、さらに良いストレッチ体操&セルフマッサージが行えるでしょう!
乞うご期待!楽しみにお待ちください。
まとめ
骨盤の歪みを整えることは、日頃のストレッチ体操&セルフマッサージを行っていく上で本当に大事です。
骨盤の歪みパターンから、どこをストレッチをするのか?セルフマッサージをするのか?ということが分かったと思います。
うまく実践すると、ただ漠然とケアをするのに比べて、スッキリ感や満足感が大きく違うことに気づくはずです。
※効果を感じやすい感じにくいには個人差があります。予めご了承ください。
このベーシック(基本)の歪み別矯正法を実践してから、ご自身が気になる箇所のケアを行うことで、さらに効果を感じやすくなるはずです。
是非、当ページで紹介した歪み別矯正法を実践して、ストレッチ体操&セルフマッサージを行ってみてくださいね。
身体がバランスされるとスッキリした毎日が送れますよ。
※当ページに書かれている内容は、骨盤に歪みがある方を対象として書いています。
他にも、当サイトに紹介している内容を少しでも実践してみてくださいね。
また、当ページやサイトにてご質問などありましたらメッセージフォームよりお問い合わせください。1〜3日以内に返信いたします。